はじめまして、代表の竹田 充志(たけだ あつし)と申します。
ここでは、私がなぜコーチングを行っているのか、その思いをお話しします。
大仏コーチングの目標
大仏コーチングの目標は『義務教育(中学校)にコーチングを用いた「自己理解を深める授業」を導入すること」です。これをきっかけに、子どもたちが、自分で自分の幸せを見つけ、実現できる、そして自責で人生を生きられる、そんな世の中にしたいと考えています。どうして中学生に対してなのかというと、義務教育が終わるこの時期に「自己理解」を深めておくことは必須だからです。義務教育が終わるということは、進路が枝分かれするということです。自己理解をしないまま、進路選択をしても、その後に苦労します。
子供たちが後悔のない人生を生きるためには「自己理解」が必須です。その手助けをするのが親や先生、大人の役割だと考えています。生徒に何を伝えるか、どんな気づきを与えられるかで、その後の人生が大きく変わります。中学生とはいえ、自分で考える力はまだあまりありません。だからこそ、生徒自身で考えられるように親や先生、大人が手伝ってあげることが大事です。私は今、思い返すと、「あの時、こうしておけばよかったな」と後悔が多かったのが中学生でした。小学生より精神的に大人になり考えることが増え、「周りとの違い」に気づきはじめたからです。私が学生の時は、「自分と向き合う時間」がなかったと記憶しています。だからこそ、自分で自分自身を承認し、他人と比較するのではなく、将来の自分とだけ比較できるような環境を作りたいと考えています。「自己理解を深め、自分を承認すること」は、子どもたちの一生の財産となります。
大仏コーチングがコーチングに出会ったきっかけ
私がコーチングに出会ったのは、大学4年生の時でした。その時の私は、「人間関係」に悩んでいました。特に中学・高校の時の経験が大きかったです。中学時代は、野球部だったので、外から見ると、「仲間がたくさんいて、楽しそう」と思われていたかもしれませんが、私は孤独でした。友達がほとんどいなかったです。その原因が自分にあったことを知ったのはコーチングを始めて受けた時だったので、大学4年の時です。私は真面目な性格なので、「もっとこうした方がいいんじゃないか?」と思った時に、本人に言うのではなく、本人がいないときに、他の人に愚痴として言っていたのです。その結果、仲が良かった友達も私から離れていきました。そりゃそうですよね、愚痴を聞かされて気分の良い人はいませんから。そのことに気が付いたのが大学4年生の時にコーチングを受けて「自己理解」を深めた時です。
高校時代も野球部でした。私はピッチャーでしたが、あまりうまくなかったので、試合に出ることはほとんどありませんでした。でも、チームの目標が全国制覇だったので、自分にできることをしようと努力をしました(1人で)。部員数が多いと、それぞれの方向を向いてしまうことはよくある話ですが、全国制覇をするためには、全員が同じ方向を向いていないと達成できないと思って、最初は伝えるようにしていました。でも途中から自分1人でやるようになったのです。中学時代の経験があって、人が離れていくことが怖かったからです。要は、自分を守るための行動だったのです。結果、全国制覇どころか、地区予選敗退でした。
このように、私は人間関係で悩み、苦しんだ経験があります。コーチングを学べば学ぶほど、これまで私が苦労した原因が「自己理解の不足」だったということに気付かされました。だからこそ、自分と同じように悩んでいる人の力になりたいと思ってコーチになることを決めました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。今後とも大仏コーチングをよろしくお願いいたします。