ある時、天才的な能力を発揮する

突然ですが質問です。みなさんは直感を信じますか？ 私は直感で行動するようにしています。 理由は、今までの経験で、最初に思った方を選択した時の方が、結果が良かったからです。 後に、得た知識ですが、 人間には、「潜在意識」と「顕在意識」というものが存在するそうです。 潜在意識は、「自覚できていない意識」、 顕在意識は、自覚できている意識 と言われています。 直感は顕在意識になると解釈しています。 潜在意識は、自分が今まで経験したこと全てからできており、 潜在意識：顕在意識　=　97：3 の割合だと言われています。 例えば、小学生のときに「海賊王になりたい」と言った時に、 先生から、「無理だ、できるわけがない」と言われたとすると、その経験から、新しいことをやろうとしたときに、以前に、無理だと言われたから私にはできないと、潜在意識が働き、やらない選択をとらせようとするのです。顕在意識ではやりたいと思っていてもです。 行動しようとした時に、やらない理由を探して、やっぱりやめとこうと思った経験があるのではないでしょうか。 だから、私は最初に思ったこと、直感を信じて行動するようにしています。 自分を成長させたい、変えたいと思う方は、最初に思った選択をとると何かが少しずつ変わるかもしれません。

先程、潜在意識と顕在意識の話をしました。これが天才的な能力を発揮することに関わってくるのです。例えば、会社で「これやっといて」と指示された時、自分が少しでも「なんで？」と思った瞬間から、やらなくてもいい理由が無限に出てきて、ますますやる気がなくなる。といった経験ありませんか？自分が自発的に動こうとした時は、何にも良いアイデアが浮かんでこないのに、不思議ですよね。否定的になった瞬間から、自分は天才か思うくらい、アイデアがポンポン出てくるんですよね。もう、おわかりだと思いますが、天才的な能力を発揮する時は、否定的な時です。以前のブログでコンフォートゾーンの話をしましたが、現状を維持するために必死になるのが人間です。だから、いつもと違う事をするのを拒み、どうにかしてやらない方向に持っていこうとするのです。現状を維持することは人間に不可欠な能力ですが、良くない場合もあります。まずは理解してうまく付き合っていきましょう。この能力をうまく利用して良い方向に持っていくのがコーチングです。

詳しくは7月のブログ「コンフォートゾーンが挑戦を拒んでいる！？」に記載していますが、新しいことをやるときに「ホメオスタシス」といって現状を維持する機能が働きます。現状、すなわち、居心地の良い状態のことを「コンフォートゾーン」といいますが、コンフォートゾーンを維持するためにホメオスタシスが働きます。そのため、いつもと違うことや新しいことをしようとすると、させないように力が働きます。潜在意識のようなものです。コーチングでどのように利用するかというと、現状を維持する力を理想を実現するための力に変えるのです。そのために、理想を明確にします。理想を明確にイメージすることでコンフォートゾーンを一時的に理想を達成した状態に移すことができるのです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。このブログが少しでも皆様のお力になれば幸いです。

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