中学生と向き合う親御さんへ
こんにちは。大仏コーチングです。
「最近、うちの子、何を考えているのか分からないんです」
「学校のこと、将来のこと、あまり話してくれなくなって…」
「話をふっても『別に』とか『知らん』しか返ってこなくて…」
こうした言葉を、日々たくさんの保護者の方から伺います。 かつてはあんなに素直だったのに、思春期に差しかかった途端、急に会話が減り、どこかよそよそしくなる。 親として心配にならないわけがありません。
でも、それは本当に「話したくない」からなのでしょうか?
私が関わってきた多くの中学生たちは、実は話したくないのではなく、 「話せない」「自分の気持ちがわからない」「何をどう話していいのかわからない」という状態にいました。
この「話したくても話せない」という状態こそが、現代の中学生たちの生きづらさの正体の一つだと、私は感じています。

中学生の心の中にあるモヤモヤ
思春期は「自己」との対話が始まる時期です。
•自分ってどんな人なんだろう?
•どうしてイライラするんだろう?
•友達との関係がなんか難しい…
•将来って、どう考えればいいの?
•本当は誰かに話を聞いてほしいけど、うまく言えない。
心はざわついているのに、言葉にできない。
これが、思春期の難しさであり、成長のチャンスでもあります。
ですが、この時期に「ただ悩ませておけばいい」というわけにはいきません。 なぜなら、悩みや不安を「言葉にできる」かどうかで、人生が変わるからです。
「コーチング」とは、心の整理を助ける“対話の習い事”
コーチングとは、問いかけを通じて、相手の中にある答えを引き出す対話の技術です。 心理学とも教育ともカウンセリングとも違う、第三のアプローチです。
たとえば、こんな会話があります。
👦「最近、やる気出ないんです」
👨🏫「そっか。やる気が出るときって、どんなときだった?」
👦「うーん…誰かに褒められたときかな」
👨🏫「どんなことで褒められた?」
👦「前に、体育の授業で声出して応援してたら、先生に『いい声だったな』って言われて…」
このように、対話の中で「自分の強み」「自分の感情」「過去の成功体験」を思い出すことで、 心が整い、前向きな行動につながっていきます。
なぜ今「コーチング」が習い事になるべきなのか?
中学生の習い事と言えば、塾、スポーツ、音楽などが定番です。
ですが、それらの習い事では補いきれない部分があります。 それが、
「自分を理解し、感情を整理し、未来を描く力」
この力は、大人になってから急に身につけようとしても難しいものです。 そして、まさに思春期こそが、これを育てるチャンスなのです。
コーチングは、
•自分のことを深く知り、
•自分で決める力を養い、
•自信を育て、
•人との関係性にも変化を生み出します。
これこそが、今の時代にこそ必要な「新しい習い事」だと私は考えています。
実際の変化事例
ここで、私が実際にコーチングをした中学3年生・Kくんの変化を紹介します。
「人と話すのが苦手」な中学3年生のKくん
高校受験の面接を控えているが、人と話すことに苦手意識がある子でした。
「話すの下手だね」って言われてことあるの?話すときに普段何を考えているの?受験に合格したらその高校で何をしたい?など、たくさん話をしていく中で、言語化スキルが上がったり、自信がついてきたことを自分自身で実感していきました。最後のセッションが終わる頃には自信がみなぎっている、そんな感じでした。これは後日談ですが、お母様から「無事合格しました」と連絡をいただきました。結果を聞いた時は嬉しかったですが、Kくんなら当然だよねと確信が持てるくらい頼もしかったです。セッションで意識したことは、面接に受かることだけに焦点を当てるのではなく、Kくんが自分のことを知り、自己理解が深まり、自信がついたり、自己価値に気づけるようにサポートすることを意識しました。
Kくんのお母様の声
「中3息子の母として、セッションを依頼させていただきました。合計3回のセッションを受けました。セッションを受ける前と受けた後の違いとして、①言語化スキルが格段に上がった②自分の感情に気づきやすくなった③自信がついたということを感じました。また、親子で結婚観などの深い話もするようになりました。1度目のセッションを受けたあとから「楽しかった、また受けたい」と好感触でした。コーチ自身が常に学び続けていて、中学生の幸せについて本気で向き合ってくれるからこそ、セッションに価値があると感じました。」
習い事としての比較
例えば
塾:学力・点数
スポーツ:体力・協調性
音楽:表現力・集中力
が身に付くのに対して、
コーチングは「自己理解・対話力・決断力」が身につきます。
よくある質問と答え
Q1:勉強や進路に関係ありますか? → あります。自己理解が深まることで、目標が明確になり、やる気が持続するようになります。
Q2:内向的な子にも合いますか? → むしろ内向的な子ほど、1対1の対話から多くを引き出せます。
Q3:親も同席するんですか? → 基本的には子どもとコーチで対話します。必要に応じて、保護者向けのフィードバックも可能です。
Q4:どのくらいの頻度で受けるの? → 月1〜2回が一般的です。お子さまの状況に合わせて調整します。
「コーチング=習い事」になる時代
かつてプログラミングが「一部の子の特別な習い事」だった時代がありました。 いまや、小学校の授業でも取り入れられ、当たり前のスキルとなりつつあります。
同じように、これからの時代は、「自分を知る力」「感情を扱う力」こそが、生きる基礎になる。コーチングは、その基礎を育てる場です。私の目標は、義務教育にコーチングを導入することです。 まずは習い事として定着し、「これがあると安心」という文化をつくることが最初の一歩だと考えています。
今、どんなお子さんにおすすめ?
•自分に自信がない
•人と話すのが苦手
•進路のことでモヤモヤしている
•反抗期で親とぶつかることが多い
•感情の起伏が激しくて心配
こうした状態は、“今だけのもの”ではありません。 放っておくと、大人になっても影響を残す可能性があります。
でも、正しいサポートがあれば、 たった数ヶ月で表情が変わり、自信が芽生え、 親子関係すら変わっていきます。
「コーチングを受ける中学生」——これからの当たり前に
コーチングは、ただの相談ではありません。 未来を切り拓く“対話の力”を育てる、新しい習い事です。
自分の気持ちを話せるようになる。 目標に向かって一歩踏み出せるようになる。 周りに振り回されずに、自分で選べるようになる。自分で自分の幸せを見つけ、実現でき、最後まで自責の人生を送れる。
そんな中学生が一人でも増えてほしい。 そのために、私は今日もコーチングを届けています。
お子さんの心の声、聞いてみませんか?
ご案内:コーチングにご興味のある方へ
もし、この記事を読んで
・「うちの子も、こんなふうに悩んでいるかもしれない」
・「もっと子どもと深く向き合いたい」
・「誰かに話を聴いてもらいたい」
そう感じた方がいらっしゃいましたら、
ぜひ一度、大仏コーチングのセッションを体験してみてください。
おすすめは「半年間コース」です!
子どもたちは、自分のペースで、自分の力で変わることができます。
その「一歩」を、一緒に応援できたら嬉しいです。